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お知らせ

田阪晃司店長の気まぐれdiary【2021年6月編】

☆サラリーマン時代を振り返ってⅢ~帰国便が来ない!マレーシア編⑦~【6月27日投稿】

前週の続きです。最終回です。

午前8時過ぎに無事に岡山に到着し、通常ならばその日は直帰し翌日に添乗員の携行現金の

清算があるのですが、その日は営業課長から報告をしに来いという事だったので

お客様を見送ってからすぐに会社へ直行しました。

7時間フライト時間中超爆睡したとはいえ、体と特に精神的な疲労は取れていない状況の中、

4時間程、営業課長や海旅1課長など管理職の方々からクアラルンプール空港での状況説明を報告しました。

その後、今回ご参加頂いた岡山支店VIP顧客の何社かにご心配とご迷惑をおかけした事のお詫び行脚を

課長と夜まで周り、帰路についたのは22時頃だったと思います。地獄終了です(笑)。

翌日には、朝から出社しツアーの清算をして通常業務に戻ります。

旅行会社は華々しい世界に端からは見えますが、こういう事態になるのは日常茶飯事で

旅行が好きという理由のみで勤める事は実際の業務とのギャップがありすぎて、あまりお勧めできる事はできません。

まだまだこういうエピソードはあるので、実体験をしてきた私からまたの機会に書いていこうと思います。

 

 

☆サラリーマン時代を振り返ってⅢ~帰国便が来ない!マレーシア編⑥~【6月20日投稿】

前週の続きです。

後輩社員が後に言っていたのですが、クレームや文句を浴び続ける自分を見ていて

田阪さんがいつ倒れられるかと思うぐらい心配していましたとの事でした。

確かに昨日から一睡もしていないので(その時点で30時間以上起きていました)

色白の自分の顔が余計に白くなり、ふらついていたのは事実ですが

本人は至って平気で、文句を言われてもどうしようもないのである意味開き直っていたのが本音です(笑)。

チーフから夜にフライトが到着し、何とか翌日の8時頃に岡山に到着すると連絡があり、その事を伝えると

ものの見事にその瞬間からクレームは収まりました。なんだかなぁという気持ちです。

無事飛行機に乗り、自分が座席に座った瞬間から岡山までの約7時間の飛行時間の記憶が

全くなく意識が飛ぶというのはこういう事なのかと思ったぐらい超爆睡でした(笑)。

到着後、休めるのかなと思いきやそのまま会社に直行し第2の地獄が始まります。次週へ。

 

 

☆サラリーマン時代を振り返ってⅢ~帰国便が来ない!マレーシア編⑤~【6月13日投稿】

前週の続きです。

お客様も翌日までには帰らないといけないという方も多く、『何とかしてくれ』

『そもそも帰国日を何でGWの最終日に設定したんや』『仕事に支障が出たら賠償金を払え』

など、とにかく凄まじかったのを覚えています。

こういう時、自分は意外と打たれ強く、とにかくお客様の怒りの感情を徹底的に吐き出してもらって

収まってきた時に再度説明し、落ち着いていただく事に尽力しました。

その後、お客様については一旦空港内にてフリー行動にして頂き、後輩社員には航空会社と密に連絡を取りに行かせ、

随時報告を自分が受けるという形で連携し、必ず1時間おきに集合し状況説明をするという時間が続きました。

私はお客様の待機場所に待機し荷物の管理をしながら対応にあたっていました。

そして、お昼過ぎだったと思います。中国からようやくクアラルンプールに向けて出発したという情報が入ります。

恐らくクアラルンプールには夜に到着し予定通りに行けば翌日の午前中には岡山に到着できるという目途が立ってきました。

実は地獄はまだまだ続きます。次週へ。

 

 

☆サラリーマン時代を振り返ってⅢ~帰国便が来ない!マレーシア編④~【6月6日投稿】

前週の続きです。

予定では10時発のフライトだったと思います。なのでお客様が空港に到着する時間は

国際線なら2時間前の8時。団体旅行の流れなら少し余裕を見て7時30分過ぎには到着します。

チャーター便が遅れた理由は、中国経由でクアラルンプールに向かってくるのですが、

機材トラブル(点検)か何かでオンタイムで中国を出国できないとの事だったように記憶しています。

その時、いつ中国を出発できるか分からない状況の中、お客様を乗せたバスが空港に到着します。

降りてこられたお客様の顔はあきらかに怒っている方や焦りが前面に出ている方など見るからに

心中穏やかでない方が大多数でした。そのバスに添乗していた後輩社員の顔は引きつっていて

バスの中でどういう状況だったのか一目で想像できる顔をしていました。

まずは当然チェックインもできない状況なので、空港の空きスペースに誘導して

現時点での状況を自分の方から正直に説明しましたが、お客様の怒りの矛先はどうしても添乗員に

向けられてしまいます。次週へ。

 

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